1. はじめに
10代のあなたが話している「言葉」、本当に大事です。
あなたが普段なにげなく使っている「言葉」が、あなたの人生を決めているのです。
以前のブログ記事でも「言葉の魔法使いになる」
と書きました。
「言葉」をうまく使うことができれば、きっと人生、幸運に恵まれるでしょう。
2. 言葉を変えると、人生が変わる
聖書に「はじめに言葉ありき」という一節があります。
いろんな解釈があると思いますが、パパの理解では、「はじめに言葉ありき」というのは、言い換えると、「言葉を変えると、人生が変わる」ということなのです。
「えっ、何で?」と思ったかもしれません。
(1) 風が吹けば桶屋(おけや)がもうかる
「風が吹けば桶屋(おけや)がもうかる」という「ことわざ」があります。
これは、「ある事象の発生が、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことのたとえ」です。
なぜ、「風が吹く」と「桶屋がもうかる」のでしょうか?それは次のような理由となります。
- 風が吹く ⇒ 砂が舞い上がる
- 砂が舞い上がる ⇒ 砂が目に入る
- 砂が目に入る ⇒ 目が悪くなる人が増える
- 目が悪くなる人が増える ⇒ 三味線弾きで生計を立てる人が増える
- 三味線弾きで生計を立てる人が増える ⇒ 三味線が売れる
- 三味線が売れる ⇒ 三味線には猫の皮が必要だから猫が減る
- 猫が減る ⇒ ネズミが増える
- ネズミが増える ⇒ ネズミにかじられる桶が増える
- 桶がたくさん売れ、桶屋がもうかる
したがって、風が吹くと、桶屋がもうかるのです。
(2) 言葉を変えると、人生が変わる
では、本題に入りましょう。
なぜ、「言葉を変える」と「人生が変わる」のでしょうか?それは次のような理由となります。
- 言葉を変えると ⇒ 心が変わる
- 心が変わると ⇒ 態度が変わる
- 態度が変わると ⇒ 行動が変わる
- 行動が変わると ⇒ 習慣が変わる
- 習慣が変わると ⇒ 人格が変わる
- 人格が変わると ⇒ 運命が変わる
- 運命が変わると ⇒ 人生が変わる
このような流れで、言葉を変えると、人生が変わるのです。
「言葉を変えると、人生が変わる」というのは、中国の古典、ヒンズー教、ウィリアム・ジェームスの名言、マザーテレサの名言など、多少違えども、いろんな形で代々残ってきているのです。
プロ野球で大活躍された、野村克也さん、松井秀喜さん、イチローさんや、イギリス政界で活躍されたマーガレット・サッチャーさんなど、著名人の方々がこの「言葉を変えると、人生が変わる」ということを大事にしてきました。
3. 「言葉」が先なのか、「心」が先なのか
「心」が変わらないと、「言葉」が変わらないのではないか、と言う人もいます。
すなわち、「はじめに言葉ありき」ではなく、「はじめに心ありき」ではないのか、と言うのです。
パパの数十年にわたる経験では、「はじめに心ありき」ではなく、「はじめに言葉ありき」であるとの結論に至りました。
すなわち、「言葉」が最初なのです。
自分が発した言葉によって、またその言葉を言いたくなるような現象がまた起こるのです。
うれしい、楽しい、ついてる、ありがとうといったポジティブな言葉を使用していれば、そのポジティブな言葉が言いたくなるような現象が再度起こります。
逆に、不平不満、悪口、文句、グチといったネガティブな言葉を使用していれば、そのネガティブな言葉が言いたくなるような現象が再度起こるのです。
ポジティブな言葉をできる限り使い続ければ分かりますが、ネガティブな言葉を使っていた時と比べると、人生が大きく好転します。
ポジティブな言葉を使えば、楽に幸せに生きることができるのです。
4. パパの経験談(その1)
(1) 塾講師のアルバイト
パパは18歳のとき、大手塾の中学数学と小学算数の講師のアルバイトを始めました。
初めて20人くらいの生徒の前で授業をすることを想像すると、それだけで恐ろしいと考えて、とても緊張していたのです。
しかしながら、恐ろしいと思う「心」の中のとは別に、「大丈夫、大丈夫、困ったことは起こらない」「ワクワクする経験ができて楽しみ」と何回も声に出して「言葉」で言い続けたのです。
何回も「言葉」に出しているうちに、「心」の中から大分恐ろしさが減っていき、授業本番も順調に乗り切ることができたのです。
こんな感じで初めは大変でしたが、授業をやって生徒の成績が伸び、感謝されるようになると、講師は楽しくて楽しくて仕方がないくらいになりました。
このおかげで、人前で話す抵抗感がかなり少なくなり、大人になってから数百人参加するセミナーに登壇しても普通に話せるくらいになりました。
5. パパの経験談(その2)
(2) 「ついてる」と「つかれた」
運がいいときに使う「ついてる」という言葉と、仕事や勉強で疲れたときに使う「つかれた」という「言葉」は、国語辞書的には反対の意味ではないけど、パパの経験から、パパは反対の効果がある「言葉」と考えています。
「疲れた」ときに、「つかれた~」と言うと、なぜか次々に疲れることが起きるのです。
反対に、「心」の中で「疲れた」と思っていても、「ついてる!」と言っていると、本当に「ついてる」ことが起こり、「心」も「疲れた」から解放されていくのです。
科学的には全く証明されておらず、信じてくれとは言わないのですが、パパの理解では、「つかれた~」というと、何か悪い波動に取り「つかれた」ことになり、「ついてる」というと、何か良い波動が「ついてる」ようになるようなのです。
あなたも自分で実践してみてください。
(3) ポジティブな言葉で人間関係が良好に
下記の記事
でも書きましたが、パパは、この世に生まれてきて学ばなければならないことの三本柱は「お金」「人間関係」「健康」と考えています。
ポジティブな「言葉」を使い続けると、人間関係が良好になっていき、周囲の方々に恵まれるようになります。
是非、あなたも試してみてください。
(4) 永遠の27歳
パパは年齢を聞かれたときに、しつこいくらい、いつも「(永遠の)27歳」と答えていました。
10代のあなたは、もうパパの本当の年齢を知っているかもしれないけど、なんでパパは「27歳」言っていたのでしょうか?
答えは、「言葉を変えると、人生が変わる」からだったのです。
「27歳」と言い続けることにより、「心」を若く保ち、若いままのチャレンジ精神を失わずに、人生を変えてきているのです。
また、実際に「27歳」と言い続けていると、自分の脳がだまされている気がします。おかげさまで、同年代の方々よりは若く見られます。
「27歳」の秘密を、種明かししてみました。
10代のあなたが30歳を過ぎたら、試してみてください。
6. 最後に
人間は何からできているか考えると、いろんな細胞が組み合わさってできています。
更に細かく見ていくと、細胞から分子に、分子から原子に、原子から原子核・電子に、更には素粒子になっていきます。
最後は、結局、エネルギーというか波動になっていくのです。
「言葉」はまさに音波、波動であり、人間に大きな影響を与えることは容易に想像できます。
「言葉」を大事にして、人生、楽しく幸せに生きていきましょう!
パパより