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なぜ10代のあなたは、過去問対策だけでは高校・大学に合格できないのか?(第3回)

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4. 入試科目「英語」への影響

こんな現代社会からの要請を受け、小学校から高校までの英語の学習指導要領(勉強すべき範囲)は拡大しました。

<引用元:文部科学省ホームページ>

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/24/1398488_6.pdf

覚えなければならない英単語の数は、小学校で600~700語、中学校で1600~1800語、高校で1800~2500語、合計4000~5000語となりました。

また、中学校の英語授業は、英語で行うことを基本とすることになっています。また、今までより話す、書くことの重要度が上がっています。

また、メルカリが英語基準をTOEICからCEFRに変えましたが、学習指導要領でも、高校卒業時にCEFRでA2、B1、B2レベルまで目指すことが明示されています。

入試への影響はどうでしょうか?

既に中学入試では、英語を選択科目としている中学校が増加を続けています。

東京都立高校入試では、2023年度から英語スピーキングテストが導入されます。

大学入試も、2024年度から、英語資格検定試験の利用が開始される可能性があります。

今後、今はあまり無いスピーキングのテストを入試に取り入れる学校も増えていくでしょう。

また、例えば、高校入試でいえば、旧学習指導要領では、中学生で勉強する単語数は1200語でしたが、新学習指導要領では、小学校・中学校合計で2200~2500語、覚えなければなりません。

当然、英語の入試問題は難しくなることが予想されます。

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