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なぜ10代のあなたは、過去問対策だけでは高校・大学に合格できないのか?(第4回)

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5. 大学入試の大きな変化

大学入試の大きな変化としては、大学入学共通テストの新科目に「情報」が入ることです。

<引用元>

https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/84/ipsj_web2022/html/event/pdf/maeda-20220305.pdf

まさに、現代社会からの要請を受けた新科目です。

独立行政法人大学入試センターのホームページに新科目「情報」の参考問題がありますので、興味があれば目を通してみてください。

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou.html

6. 高校入試・大学入試の対策

いままで見てきたように、入試の英語は難度が大きく上がることが予想されます。

単語をしっかり覚えると共に、Reading、Listeningはもちろんのこと、新学習指導要領対策として、Speaking、Writingも鍛えておく必要があります。

また、新科目「情報」についても、普段からIT系に興味を持ち、知識をつけていきましょう。

高校入試、大学入試の過去問を解く際、注意しなければならないのは、「旧学習指導要領範囲の古い過去問は、今までより役に立たなくなった」ということです。

「より重要なのは、これから出てくる新学習指導要領範囲の新しい過去問を解くこと」になっていきます。

7. 最後に

いま売られている入試の過去問が合格点レベルまで解けるようになっても、合格できない可能性が高い理由が分かったかな?

学習指導要領(勉強する範囲)が新しくなったので、それに合わせて勉強しなければなりません。

中学3年生や高校3年生になって過去問を解く際には、古い旧学習指導要領のものか、新しい新学習指導要領ものか、しっかり把握しましょう。

古い旧学習指導要領の範囲の過去問は参考程度にしましょう。本当に重要なのは、新しい新学習指導要領に対応した過去問です。

高校入試、大学入試で一番影響があるのは、パパは「英語」と「情報」と考えています。

しっかり準備を進めましょう。

パパより