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7. 春夏秋冬理論(その2)
それでは、本題の「春夏秋冬理論」に入りたいと思います。
プロダクト・ライフサイクルでは、導入期⇒成長期⇒成熟期⇒衰退期と4つの段階に分けていました。
「春夏秋冬理論」では、人生を12年周期で考えると共に、その各12年を3年×4期(冬、春、夏、秋)に分けます。
- 導入期: 「冬」1~3年目
- 成長期: 「春」1~3年目
- 成熟期: 「夏」1~3年目
- 衰退期: 「秋」1~3年目
そのうえで、「人生は、らせん階段のように、12年でひとサイクルする成長カーブの連続」と考えるのです。
(1) 「冬」の3年間
冬の1年目から新しいサイクルが始まります。
10代のあなたが、将来、12年周期を1回でもお会えているのであれば、直前の12年間を振り返りましょう。
冬の3年間は、新しいアイディア、新しい発想、新しい理論・法則、新しい技術、新商品など、何回も何回も試行錯誤しながら、方向性を探っていく時期です。
いろんなことに挑戦し、たくさん種まきしておきましょう。
(2) 「春」の3年間
冬の3年でまいた種の芽が出てくる時期です。
まだ成長軌道に乗っていませんが、これで行こうと方向性が定まっていきます。
情報発信する等、積極的に行動することで、人間関係等が拡がり、好循環が生まれます。
努力を惜しまず、どんどん行動していきましょう。
(3) 「夏」の3年間
夏の3年間は、エネルギッシュで勢いがあるので、何でもうまくいく傾向のある時期です。
実力以上に結果が出る場合もあり、慢心してしまったり、コントロール不能な状態になったりしないよう、注意も必要です。
(4) 「秋」の3年間
秋の3年間は、冬、春、夏に取り組んできたことの結果、成果を受け取る時期です。
次の12年周期の成長のために、一見悪いと思えるような、全く予想外の事態が起こる可能性もある時期です。
そんなときは、「ピンチはチャンス」を思い出してくださいね。
8. 最後に
「人生や世の中の周期」のこと、少しは頭に入ったかな?
他にも、起業する日は、月(つき)の満ち欠けを考慮し、必ず「新月」の日にするという成功者もいます。
「人生や世の中の周期」のことは信じなくてもいいですが、情報の一つとして、自身の判断に加えることをお勧めします。
きっと人生の役に立つ時が来ます。
パパより