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メタバースを知らないと、10代の私は30歳で時代遅れに?(第3回)

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5. メタバースの時代は本当に来るの?

メタバースの時代が本当に来るのかは、素人のパパには分かりません。

しかしながら、世界最高レベルの人材と資金を誇るGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)やMicrosoftの動きをみると、かなりの確率でメタバースの時代は来ると思います。

まず、2021/10/28にFacebookは社名をMeta Platformsに変更しました。これは、今後メタバース開発に力を入れるためです。

このFacebookとAmazonは、メタバースを有望分野と見込んで、兆円単位の投資を計画しています!

また、Microsoftは、2022/1/18に、ゲーム開発大手Activision Blizzard社を687 億ドル(=7兆8千億円)で買収することに合意したと発表しました!

今後、3Dゲーム空間からメタバースという流れは、メタバース事業の重要な構成要素の一つになっていく可能性があります。

今後、下記のゲームなどの動向には、注意をしておいた方がいいかもしれません。

  • Fortnite
  • Decentraland
  • The Sandbox
  • Cryptovoxels
  • Axie Infinity
  • ファイナルファンタジー
  • あつまれ動物の森

6. ムーンショット目標

もう一つ、メタバースの時代が来る確率を上げる情報が、内閣府が発表している「ムーンショット目標」です。

<ムーンショット目標のリンク>

https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/target.html

この目標1には、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」と掲げられています。

これは絵空事ではなく、日本政府の公表する目標なのです。もう少し具体的には、

<2030年までに>

  • 1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
  • 望む人は誰でも特定のタスクに対して、身体的能力、認知能力及び知覚能力を強化できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を提案する。

<2050年までに>

  • 複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
  • 望む人は誰でも身体的能力、認知能力及び知覚能力をトップレベルまで拡張できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を普及させる。

と書かれています。

2030年までに、1人で10体以上のアバターを操作できる技術、および、その基盤を構築することが目標として掲げられているのです!

日本政府の2030年、2050年の目標であり、10代の方には影響のある話なので、是非、内閣府のムーンショット目標に、一度、目を通しておくことをお勧めします。

つづき