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10代で知るとお得な言葉「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」(第3回)

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5. 「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」を実践するには?

なめられたら終わり、人生うまくいかないことは分かると思います。

いつどんなときも優しい人、いつもおとなしい人、いい人などは、なめられる場合があります。

なめられる人の特徴は、例えば次のような感じです。

  • 自信がない
  • 声が小さい・まともにしゃべれない
  • 言い返せない
  • ビクビク・オドオドしている
  • 堂々としていない
  • 毅然としていない

一度なめられてしまうと、その後、相手にずっと頭が上がりません。

子分のように扱われたり、いじめられたり、バカにされたり、軽んじられたり、みくびられたりします。

徳川家康や孫武の例のように、ここ一番では、「男気」「反論姿勢」「非情さ」を見せつける必要があるのです。

では、「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」を実践するには、どうしたらいいのでしょうか?

それは簡単です。「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」と何回も繰り返し、声に出して言うだけでいいのです。

言葉のすごさについては、下記の記事で説明しました。

また、チャンスは、ピンチの顔をしてやってきて、必ず解決できるのです。

人間の脳は、発する言葉に対して、現実に合わせるような方法を見つけ出すようにできています。

したがって、「いばっちゃいけない、 なめられちゃいけない」と何回も何回も言っていると、意識をしなくても、脳の中で勝手に「いばらない方法」「なめられない方法」を探し出してしまうのです。

上司に罵声を浴びせられている人は「実力をつける」という方法を思いつくかもしれない。

部下になめられている人は「部下に仕事を任せ、手伝わない」という方法を考えるかもしれない。

学校でいじめられている人は「相手に見つからないように証拠を集めて、親と警察に行く」という方法を思いつくかもしれない。

お客さんになめられて売り上げが上がらない人は、「店を清潔にして、腕時計をロレックスにして、お客さんに好印象を持ってもらう」という方法を思いつくかもしれない。

また、今まで、いばって怒鳴ってしまっていた人は、「良い話があるんだけど。これはこういう風にやった方が絶対得だぞ。やってみてごらん。」などと伝え方を変える工夫を思いつくかもしれない。

「いばっちゃいけない、 なめられちゃいけない」と何回も繰り替えし声に出して言うことで、脳が勝手に考え出してくれた、思いついたことを実践してみるのです。

この実践で、いばっていたから起こっていた問題や、なめられていたから起こった問題が、一段一段ずつ改善し、解決に向かっていくのです。

6. 最後に

普段から、「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」という言葉を口ぐせにしましょう。

10代のうちから、この「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」という言葉を大事にしていけば、素晴らしい人生に導かれること間違いなしです。

パパより