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10代に知っておきたい17のこと(第3回)

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9. お金を好きになる

お金も人間と同じく、自分が好きな人のことが好きです。お金持ちは何か悪いことをしているのでは?などと、お金にネガティブなイメージを持っているとお金から逃げられます。

反対に、お金そのもの、お金の機能など、お金が好きで好きで、感謝してお金を使っている人は、お金に困りません。

財布の中はきれいに、余計なものを入れず、お札の向きもそろえましょう。

経済の勉強も大事です。世の中のお金の流れや景気動向、株価・為替の動き、株式会社の仕組み、簿記・会計、税金など、少しでも興味を持ったものは調べてみましょう。

お金持ちの方々が、お金をたくさん使ってくれれば、経済が潤います。そのうち、お金持ちの方々が感謝される時代がくるのではないかと思います。

こういった考え方が幸せのコツです。

10. 早く行動する

100人の人がいたとしたら、その中の20~30人くらいは勉強家かもしれない。でも、その中で行動を起こす人は、更に少なく1~2人しかいないのです。

この世の中、頭で分かったつもりで、説明が達者でも、行動しないと結果は出ないし、経験も身につかない。

商売や起業で成功した人、投資で成功した人、会社で出世している人などは、早く行動し、何回もチャレンジし、試行錯誤で改良を続け、走りながら考えた人が多いのです。

天才打者のイチロー選手でさえ、打席に立たなければ(挑戦・行動しなければ)、ヒットの1本も打てないし、また、いくら打法理論を理解していても、打席での実経験も得られず、成長できないのです。

何も考えず無謀に早く行動すればよいということではないけど、それですら何も行動しないよりマシかもしれないのです。

失敗を恐れず、早く行動・チャレンジしていこう!

大丈夫、大丈夫、なんとかなる。

これが幸せのコツです。

11. 他人をそのまま受け入れる

パパの説明が下手で分かりにくいかもしれませんが、お付き合い願います。

人間界(?)は、一人ひとりがいろんな形のデコボコした立体ピースとなり構成している立体パズルのようなもの。一人ひとりは不完全のように見えながら、全体としては完ぺき。

全体として完ぺきなので、自分が他人を変えることはできないし、他人も自分を変えることはできない。そのまま受け入れるしかないのです。

他人のここを直して欲しいと思っても無駄です。他人は変えられないので、自分の見方・考え方を変えるしかないのです。

同じものを見ても、一人ひとりの見方は異なります。

例えば、コップに水が半分入っているのを見て、「水が半分も入っている」とポジティブに考える人もいれば、「水が半分しかない」とネガティブに考える人もいるのです。

自分が靴を売りに、ある国に訪れたとします。その国の人々は全員裸足で生活していました。あなたは、どう考えますか?

「裸足で生活する国なので靴は売れません」と考えるのか?「まだ誰も靴を持っていないので、大量に靴を売れるチャンスがある」と考えるのか?

同じものを見ても、人は自分専用サングラス(もしくは、3Dメガネ)を通してものを見ているので、少しサングラスを調整すれば、他人が変化しなくても、見方を変えることができるのです。

一人ひとりのデコボコした立体を、ある一方向で測れば、すごく長い人もいるし、すごく短い人もいる。

この一方向が例えば、勉強の偏差値とか、足の速さとかの定規で、勉強の偏差値方向の定規では長かった人が、足の速さ定規の方向では短かったりする。

でも、みんなをそのまま受け入れ、お互いのでっぱりと引っ込みをほめあったり、助け合ったりすればいいのです。

これが幸せのコツです。

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